不動産に関する相続問題は司法書士に相談するのがベスト

高齢化社会を迎え不動産に関する相続問題を抱えて、頭も抱えている家族は多いことでしょう。

不動産の相続は厄介な問題が多く、しかも難しい法律が絡んでいるのでプロに相談するのが最も良いのですが、どんな肩書の専門家に依頼すれば良いのかわからない人も多いと思います。

不動産に関する相続相談を受ける専門家に司法書士がいますが、彼らに任せるとどんなメリットがあって、どんな内容が多いのでしょうか。

司法書士が不動産の相続相談に適している理由

相続に関する専門家は、司法書士だけではありません。
それでは、どのような種類の専門家がいて、その中でも司法書士が適している部分は何なのか見てみましょう。

相続相談に関する、4種類の専門家

相続相談の専門家には、以下の4種類があります。

  • 弁護士
  • 税理士
  • 行政書士
  • 司法書士

このうち司法書士以外の専門家についてご説明します。

★弁護士は裁判官や検察官と同じく司法試験に合格した、まさしく法律の専門家で、あらゆる裁判所で代理人になることができるなど他の士業とは一線を画しています。

しかし、それ故に業務範囲は多岐にわたっているため専門色も薄れ、また費用も高いのが一般的です。

★税理士はその名の通り税金のプロで、相続税と言えば税理士というイメージがあり、税務申告の代理権を持っています。

とはいえ、税理士は税金以外での権限が少なく、不動産の相続相談には向いていません。

★行政書士は契約書や申請書など書類の作成を行っており、相続財産の調査などもしてくれます。
ところが行政書士は登記申請の代理はできないため、不動産の相続相談には不向きです。

不動産の相続相談には司法書士がベスト

それでは司法書士が行うのはどのような仕事内容なのでしょうか。

司法書士の最大の特徴は、不動産の名義変更、即ち相続登記ができるという点にあります。

司法書士は登記申請の代理権を持っており、まさしく不動産登記のプロです。
不動産の相続相談については、司法書士が最も適している理由もよくわかるでしょう。

司法書士が担当する、不動産の相続相談

それでは具体的に、司法書士の不動産の相続相談には、どのようなことが多いのでしょうか。
それぞれの例を挙げて見ていきましょう。

悩みが多い不動産相続

不動産の相続は、家族にとってまさしく頭痛の種です。
現金のようにはっきりと金額が見えるわけではなく、しかもそう簡単に分けることはできないからです。

司法書士が相談を受ける、不動産の相続には以下のようなものがあります。

  • 所有権移転登記
  • 相続放棄
  • 遺言書の作成

それぞれの項目について、以下でご説明しましょう。

不動産を相続したときに行われる、所有権移転登記

土地や建物などが他の人の手に渡ったとき、即ち不動産の相続や売買、遺贈および贈与が行われた場合は、所有権移転登記をしなければなりません。

たとえば不動産の所有者が死亡して、その子供に不動産が相続されたときに、所有権移転登記が必要となります。
つまり元の所有者から新しい所有者へ、不動産の名義を変更するわけです。

相続で所有権移転登記が必要なのは、不動産で相続するときだけではありません。

仮に不動産を売って現金にしてから、遺産を兄弟などで分けたい場合でも、所有権移転登記が必要となります。
不動産を売却する場合は、まずは新しい所有者、即ち不動産を相続した人の名義に変更しなければならないからです。

ということは、不動産を売却したときにまた名義変更が必要ですから、所有権移転登記は2回行わなければなりません。

相続放棄の際にも司法書士が活躍

不動産を所有していた人が死亡した場合、その配偶者や子供の誰もが相続したがるわけではありません。

たとえその不動産に価値があったとしても、元の所有者に多額の借金があった場合、相続すると却って損をすることがあります。
そういうケースでは、相続放棄をすればいいわけです。

この場合では、不動産を相続しないかわりに借金を背負う必要もなくなるわけですが、その手続きも司法書士に依頼することができます。

相続放棄をするためには、家庭裁判所に相続放棄の申述を行う必要がありますが、書類作成は司法書士が代理することも可能です。

不動産相続の際には、司法書士に遺言書を作成してもらう

相続の際に重要となるのが、遺言書の作成です。
このとき司法書士に遺言書の作成を依頼しても構いません。

遺言書の作成は弁護士や行政書士でも可能ですが、不動産の相続が絡んだ場合は司法書士に任せた方がいいのです。

不動産の相続の際には、前述したように所有者移転登記が必要になります。
つまり司法書士に遺言書の作成を依頼すると、所有権移転登記も一緒にやってもらえるわけです。

まとめ

不動産の相続は手続きが非常に煩雑で、法律や税金が絡んでくるために素人では難しく、専門家に依頼するのが賢明であることに間違いありません。

中でも司法書士は不動産登記のプロですので、不動産相続の際には彼らに任せておくと、相続のときにありがちな揉め事も少なく非常に安心です。

不動産相続に伴う相続放棄や遺言書作成の際にも、司法書士が一緒に全てやってくれるので、メリットはかなり大きいと言えるでしょう。

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