印相正位図(愛情位の詳細)
- 方位:南西
- 八卦:坤位(地)
- 五行:土
- 時 :晩夏~初秋、午後3時前後
- 色彩:黄・黒
南西の方位を象徴するのは、母なる大地を現す「坤(こん)」という卦です。
この部位を「愛情位」といい、万物を生み育む大地のような、温かく安定した家庭を象徴しています。
この部位が吉相であれば、素晴らしい配偶者に恵まれ、夫婦和合して家庭の平和が保たれ、子供たちにも信頼されます。
女性にとって、大切な部分であることは言うまでもありませんが、男性が外で働くためにも、家庭の安定は不可欠の要素です。
また、愛情位は勤勉実直なエネルギーの働きがあり、特にサラリーマンにとってこの部分が吉相であることは、地道な努力が評価され出世していくための絶対条件と言えます。
二黒土星の部分が欠けると・・
- 妻が家庭を顧みなくなる
- 家庭の乱れ、異性間での問題
- 勤労意欲の衰退、経済的な困窮
- 不動産に関するトラブル
- 健康面:胃腸等、消化器系統の疾患、皮膚疾患、不眠症、精気虚脱、過労など
妻や母親の健康にも影響
その他、二黒土星の象意
吉のエネルギーを積極的に取り入れると、自分の中にあるプラスの面がどんどん引き出されてきます。
各九星にはそれぞれ違うエネルギーが働いています。
自分の本来持っているエネルギーとの相関もありますから、その現れ方は必ずしも一様ではありません。
ここが気学の面白さであり、奥深さです。
特に愛情・家庭・仕事運に関係し、女性には最重要部位となります。特にご指定がなくても、女性はここを強化しますので、ご安心ください。
- 独立開業、後援者、健康運
- 勤勉・努力、目上の引き立て、就職、健康運、子宝
- 温故知新、営業の繁栄、人気上昇、他人の援助で成功
- 営業成績向上、仕事で活躍、縁談、信用
- 営業の進展、不動産の利益、人材・協力者、目上の引き立て
- 金融、家庭の平和
- 会社や組織での成功、芸術・芸能関係の評価、投資の利益
二黒土星の性格と傾向 ※九星傾斜宮による
キーワード:大地・育成・従順・平均・努力・愚鈍・部下・古い
- 勤勉実直な努力家。一度着手したことはどんなに困難でも決して放り出さず、粘り強く完成させる忍耐力がある。
- 性格は温和・極めて寛容。ナンバー2のポジションで能力を発揮する補佐役タイプ。年長者との交際を好み、助力を得て好結果を出す。
- 考察力や理解力に優れ、几帳面なため着実に物事を習得する。
- 大きな夢を描きたがるが、決断力に欠け何事も他人を頼りにしがちで、自分一人で思い切った行動ができない。